スプレー缶大爆発

16日午後8時30分ごろ、札幌市豊平区平岸の雑居ビルで大きな爆発があり、不動産仲介業者の30代の店長が重傷、飲食店などにいた男女計42人がけがをした。(ヤフーニュースより)

この事故の一報を聞いた時、ガス爆発だろうと思った。ところが、翌日なんと消臭スプレー120本を締め切った部屋で射出させ、その後手を洗うために湯沸かしをつけて爆発、引火したものだとわかった。

なんということ!

現場の不動産屋、隣の居酒屋は吹き飛び、半径100メートルに被害が及んだというが、奇跡的に死者はでなかった。それは、本当に良かったことだ。

スプレー缶には、火気厳禁と書かれている。一本でも危険なのに、120本を一度に処理しようとするとは、想像を絶する。しかも、一万円で室内の消臭除菌を請け負って、このスプレーを建物内で使用するというが、200本もの在庫があったとは。

呆れる。噴射した本人の軽率な行動が、このような大爆発を起こしてしまった。上司も部下の行動には、ささいなことでも、きちんと責任を持ってひとつひとつ教育して、管理しなければならない。

損害賠償をするのは無論のことだが、被害者の心のケアに加えて、何故このような事故を起こすに至ったのか、しっかり公表してほしい。