できた!

友人の描いた絵本の主人公を見て、そこから3Dプリンターのように、型紙を作りと綿、糸で体と洋服を作った。黒糸で髪の毛を生やし、同じヘアースタイルに整えた。服は、青一色のワンピースだったので、手書きのチ青色のチューリップ模様のものに変えた。3日間、掛かりきりで試行錯誤の連続。最後に顔を模写して目鼻口を書き入れた。

鼻は点でしか表現されていなかった。口は一本の筋。アンパンマンの口だったが、開けている場面として、口中が薄い橙色だったのでそれを真似た。

フワッフワッフワッ

抜歯して、部分入れ歯をまだ入れていないので、隙間から息が抜けるので、笑い声は、ふわふわだ。

友人は、びっくりしてから、喜んでくれることだろう。きっと。

さるぼぼと、でんでんむしのストラップも縫ってあったので、彼女の名前を入れて同梱した。

明後日には、彼女が喜んでくれると思うと、わくわくして嬉しい。

 

嬉しいとき、彼女も一緒に喜んで、お祝の高価な和菓子を送ってくれた。小さな箱だった。悔しいときも、高価な和菓子をちょっぴり送ってくれた。ともに悔しがってくれた。

 

離れていても、心が通じるのが友なのだ。そういえば、8年以上会っていない。