ちょス飯の映画評

このところ、夕方4時から夫が豆を挽いてコーヒーを淹れてくれる。二人で美味しいコーヒーと安い駄菓子のおやつタイムに、録画してあった衛星劇場の映画を夫婦で鑑賞している。

『リーサル・ウエポン』1から3  ★★☆☆☆

主人公の無敵の刑事は、娘?を亡くして絶望のどん底にいる。海辺にキャンピングカーを停泊。そこが、彼の棲家だ。飼い犬と住んでいる。自殺したいとヤケになっている彼と、コンビを組まされたのは、温厚で良き家庭人の黒人刑事。次第に、ふたりは親しくなり、・・・。

カーアクション、銃撃シーン、爆破シーンが恐ろしくて凄まじく、女子にはあまり楽しめない。

ただ、軽妙洒脱な会話がおかしかった。

主人公のやたらと拳銃をぶっ放す刑事リッグスにメル・ギブソン、家族思いの優秀な上司刑事マートフにダニー・クローヴァー。ふたりの友情が育まれていく様子、互いを信頼し合う姿が、感動的だ。

第一話ではベトナム戦争帰りのふたりが、街中で戦争のときの戦い方をする。超弩級の迫力だ。

第二話は、警官自体の汚職

第三話では、南アフリカ大使館員の麻薬取引犯罪が描かれているが、同国からクレームはなかったのかと心配になった。B級娯楽映画だとはいえ、某国としたほうが良い。

しかし、黒人差別の問題はアメリカ国内の問題でもある。メル・ギブソンはこれに断固抗議したかったのだろうか。