一度、葉が茂ったのに黒すす病でみな落ちてしまったみかんの若木。少しだけまた葉が萌えだしたと思ったら、クロアゲハの母さん蝶がお昼前にやって来て、卵を産み付けていった。大きい方に産んでくれれば、たくさん葉があるのに。まあいいや、毎日観察することにしよう。
また、芹のような草に細かいレースのように花がいっぱい咲いたので、愛でていたら今日はハナムグリが食事にやって来た。こんな小さな花の匂いが彼には嗅ぎ分けられるのだろうか。ここは5階のベランダだが。
足下の木々の間を、キアシドクガは忙しそうに飛び回っている。結婚相手を探しているのか。それとも遊んでいるのか。はたまた、求愛ダンスなのだろうか。