手紙屋
先日ふたりの友人に会ったときの歓びを、彼らにそれぞれ書いた。何時間もかかってしまった。
hosu-manmaは、手紙魔。一通3000円くらいで、商品として売りたいものだ。
だが、chosu-manmaの手紙に、梨の礫で一切返事をくれない人も多い。
その一方で、正に3000円の現生を同封してくる、おばあさん友達もいるのだった。
実際にお金を貰ってみると、これは申し訳ない。時間と心を遣って書いているのは確かだが、お金で感動したと直接謝礼を支払われると、かっこ悪く感じられて、恥じらってしまうchosu-manmaなのだった。
だがしかし、ああ、お金がほしい。
chosu-manmaとpampaは、これからなんと貧しい老後を生きねばならないのだろうか。互いに体はあちこち故障だらけ。医療費にも事欠くわが家。
いやあ、なんとかなるさ。神様が見ていてくれる。
ヒンズーの神も、アラーの神も、マリア様も、八百万の神も。弥勒菩薩様も。お地蔵さんも。見守っていてくれるし、身近な友人知人たちも、皆々chosu-manmaのことを、祈っていてくれるのだもの。
貧しくても、好きなことをやって生きていこう。
ある人の幸せを祈って、無報酬で手紙を書くのはchosu-manmaのこどもの頃からの趣味なのだ。もう50年手紙屋をやっている。