静脈瘤よ、さらば!

以前住んでいた街の病院では、chosu-manmaの持病が心配だから下肢静脈瘤の手術は不可、漢方薬でむくみを取りましょうということだった。3年間くらい漢方薬を服用してきたが、転居してここへ来てから病院も変更した所、なんと。「あなたの持病は治っている。静脈瘤は切らないと治らない。すぐ心臓血管外科に紹介します」と持病の科の医師に言われた。

8月に予約して、3ヶ月待ちやっと昨日手術。一昨日入院し、今日の午後退院してきた。

簡単な手術だと言われても、やはり怖かった。局所麻酔で意識がある中で、注射針を刺したり、メスで切ったり、レーザーで焼いたり。恐ろしいことだ。しかし、顔の前にカーテンを付けられて、首には空気で膨らむ温かいビニル製の襟巻きを巻かれ、BGMはクリスマスソング!

リラックスした状態で、ブスブスと麻酔薬を足に刺されていったが、いつ処置されたのかわからないまま、「終わりましたよ」と先生は言った。

ああ、注射針が痛かっただけで、無事に手術は一時間で終わった。準備が長く、実質一時間もかかっていない。

後は、傷口が化膿しないように、くっつくまではじっとして、傷が癒えたらストレッチを始めよう。

いつの間にか、背が10cm縮み152cmに、体重は10kgも増加して70kgになってしまった。自重で背骨と腰骨が曲がってしまったchosu-manma。

なんとか、体を立て直していきたいものだ。

今回の手術が怖くなかったのは、癌から生還した友人がいたからだ。7時間にも及ぶ手術から一年で、普通の生活ができるようになった人がいる。3度の手術に打ち克って生きている人もいる。こんな簡単な手術は、屁のようなものだ。だが、屁ほどの手術でも、値段は約6万円。入院費も合わせてだが、わが家にとっては大打撃だった。