大阪と兵庫往来禁止令

大阪府知事が、この三連休中クラスター感染が起きている兵庫県へは、不要不急の場合には往来を自粛するようにと府民に呼びかけた。

対して兵庫県知事は、寝耳に水という感じで「名指しされた」と不快感を表していた。

だが、確かに感染しないこと、外出せず引きこもっていることは感染拡大を抑止するのは、間違いない。

イタリアでは、大変な感染爆発が起きているが、国民性なのか国の言うことを聞かない一部の人々が、自由に歩いているらしい。犬の散歩は認められているので、犬を借りて散歩する人もいるというが。

 

友人Hさんの、息子さんが来月結婚式を挙げる予定だが、入籍は既に済ませて今月から尼崎で新婚生活を始めた。お嫁さんは大阪へ勤務しているので、月曜日からは兵庫から大阪へ通わねばならない。とても心配だ。

若いのだから、感染しても軽症で済むだろうが、・・・。

Hさんの娘さんは、愛知県で看護師をしている。多分大きな病院だから、COVIDO-19の患者も入院していることだろう。こういうとき、医療従事者も感染する危険性がある。中国では多くの医師看護師が感染し、亡くなっている。どうか、ご無事で、と祈る。

 

しかし、一体何に祈ったら良いのだろう。神社、仏閣へは感染が怖くて行けないではないか。

亡き父、道祖神様、お地蔵さん、念仏の書かれた掛け軸、自分の作ったマリア人形、・・・。

ああ、それとお陽様と空に願おう。正にお陽さまは神だ。この空は、全世界を覆っている。

どうお陽さまの照射によって鎮まれ。目に見えぬ者たちよ。

お前には、耳はないのだろうが、この声を聞いておくれ。

おまえのせいで、日々の暮らしが立ち行かなくなる。倒産不況で生きていけなくなる人たちが、どんどん増えているよ。

ただ、この災厄は全世界万民に平等に与えられた。

現在ある薬での治療効果については、皆に伝えられる。新薬の開発は、自国のためだけではなく、世界中の人々のために進められている。