柏児童相談所の対応に何故?

と怒りと憤り、やりきれなさを感じる。

しかし、一番悪いのは栗原心愛ちゃんを、死なせた父親だ。何故、心愛ちゃんが父親から受ける暴力について、先生に助けてと書いていたのに、助けられなかったのかと悔やまれる。

父親は、精神異常者だろう。母親への暴力も以前からあったという。何故もっと早く、警察沙汰にして、逮捕してもらわなかったのだろうか。また、母親は、心愛ちゃんを連れて夫から逃げることもできただろうに、・・・。助けてくれる女性の保護施設もあっただろうに。あろうことか、食事もさせず、娘が父親から虐待されることで、自分の身をも守ろうとしていたとは。一歳の妹は、誰が保護しているのだろうか。本当に恐ろしい、悲しい事件だ。隣近所に人が、鳴き声に気づいて通報してくれていたら、・・・。おまわりさんが、巡回してくれていたら、・・・と悲憤慷慨している。

 

カンニング竹山さんがニュース番組で指摘していたが、虐待する親の心理研究をしてほしい。彼らの異常性を明らかにして、どうしたら暴力の衝動を抑えられるか、無くすことができるかを、研究して悲惨犠牲者を無くしていかねばならない。

学校内のいじめも然り。いじめられて、小中高校、大学生までも自殺する日本社会。いじめる側は何故、そのような凶悪なことを同級生に対してできるのか。きっちり研究して、これを無くす方法を考えなければならない。

加害当事者ひとりだけではなく、代々続く生育歴、環境、親の教育なども調べ上げなければ「虐待」「いじめ」「暴力」のメカニズムは解明できないだろう。

 

私達にできることは、せめてもし虐待されている子がいると思ったら、ためらわず通報することだ。これは、もし、間違っていても大丈夫だという。