来客

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天国の蒼が咲いた


7月に転居してきて、やっと片付いてきたわが家へ来客があった。先週は、33年前同じ社宅に住んでいた奥さん二人が。昨日は、以前住んでいた町から、67歳インテリ女史Lが。

chosu-manmaは、もてなすのが好きだ。夫子にも掃除と片づけを手伝わせて、友人たちには杏仁豆腐を。女史にはあんこ入り抹茶ケーキとプルーンとデーツ入りシナモンケーキを作った。

女史は認知症の始まりのような気がする。わが家へのルートを書き送るとラインした所、スマホを頼りにひとりで玄関まで行くつもりだから、案内はいらないという。

確かに、地図を調べれば行き方と最寄りの駅、バス停がわかるだろう。

その日、バス停で約束の14時前に待っていたら、一つ前の停留所で降りたという。道案内をしてくれれば、ひとりで行くというので、説明したが埒が明かない。

10メートル歩けば確認できるカフェが見つからないという。

えんやこらと、杖を突きながら迎えに行くと、友は再会を喜んでくれた。しかし、手土産のケーキを横倒しにして持っていた。

また、明日良い講演会があるが、と教えてくれるのだった。前もって知っていれば、是非参加したい内容だったが、・・・。残念ながら、今回はパス。

Lは賢い人だから自分の忘れっぽさには気づいていると思うが、・・・。生来陽気だからか失敗をくよくよしない。そして、失敗したことを忘れてしまうのだろう。

家の人は彼女の変貌に気づいているだろうか。

いや、ただの老化で認知症とは言えないのかもしれない。年を取れば、誰でも頑固になるし、・・・。

chosu-pampaとmanmaも、一瞬前の記憶をすぐ失くす。

われわれも、認知症を最早発症しているのだろうか。