chosu-pampa試練

生まれて初めての手術。全身麻酔で。chosu-pampaは4月5日、11:40から17:40まで手術室にいた。chosu-manmaは、ぼうっとして病室や談話室で待っていた。長かった。簡単な手術だと医師は言ったが、予定より2時間も長かったので、もしや、命に関わる危険が・・・と想像したり、いや大丈夫だと頭を振ったり。

やっとやっと戻ってきた彼は、酸素吸入のマスクをして、大きく胸を上げ下げしている。ああ、息をしている。良かった。だが、しかし!この苦しみようはどうだ。

悲しかった。

そもそも、麻酔をしたことがない人に、手術中目覚めない程度に麻酔の量を決めるのはどうやっているのだろうか。そして手術後にぴたりと目を開けられるようにするのは、どういう塩梅に決められるのだろう。しかし、うまくいったらしい。彼は目覚めた。小声で会話もできた。

ああ。

神様仏様、お地蔵様、お稲荷様、タケミカヅチの神よ、コノハナサクヤヒメよ。ご先祖様たちよ。

chosu-pampaの手術は成功したのだ。

彼の体内から切除されたものは、いろいろあった。医師は生検に回すと言った。切除する予定以外にも、膿が溜まっていた部分はしっかり除去したという。

ああ、こんなにも異物を溜めて、君は毒素と一緒に生きていたんだ。定年退職まで、よくよく働いてくれたね。ありがとう。しかし、我慢しすぎだ。体調が悪いときは、いつでも、休んで良かったのに。無遅刻無欠勤で働き続けたのだね。

このような、真面目な労働者が日本の社会を支えているのだ。低賃金にもかかわらず、陰日向なく働く者たちによって。