Sちゃんに、3人目の孫誕生

できちゃった結婚をした、Sちゃんの息子。お嫁さんの実家の離れに住み、ある国家資格を目指して勉強中。

この暑い暑い夏を乗り越えて、お嫁さんは可愛い女の子を先月末に無事出産。母子ともに健康とのこと。

素晴らしい!

 

羨ましくもあるが、Sちゃんは10年前の11月に母親を突然亡くしている。認知症の父を介護していたが、暴力を受けていたらしく、頭を打った後の脳内出血だったようだ。

父親も、翌年に施設で亡くなった。

風呂場で倒れている母親を見つけたのは、近所に住むS。救急車を呼び心臓マッサージをして、息を吹き返したが母親は翌朝病院で帰らぬ人となった。

 

このような突然の別れを経験して、人はどうやって立ち上がっていくのだろう。

 

随分心配した。

 

だが、10年経つと孫煩悩だった両親にはひ孫ができて、Sも元気に毎日を暮らしているそうだ。Sは両親に、ひ孫の顔を見せたかったと思うだろう。

 

しかし死者は、実は生きていて家族をじっと見守っていてくれると、chosu-manmaは思う。

 

鬼滅の刃のなかにも、死者が炭治郎を救う場面が多く描かれている。救うというか温かい思い出が、彼を励まし生きる勇気を与えている。「妹を助けたい」という意思も無論だが、・・・。

大岩を刀で切る方法を教えたのは、既にこの世のものではない幼い剣士たちだった。