胃カメラからの抜歯

28日は、胃の内視鏡の検査、29日はかねてからずっと痛かった左奥歯の抜歯。先月は7日下肢静脈瘤手術から始まり、全部で3つの大きな医療行為を受けるというメンテナンス月間だった。合計8万円弱、ここまで医療費を一ヶ月間に使うというのは、大打撃。厳しい状況である。

しかし、自分の長年の痛みを軽減するための挑戦。より良い生活、痛みの小さい生活ができるのだから、お金を使う価値はある。

 

28日、鎮静剤を使って寝ている間に検査が終わっていると評判の、専門病院で異の内視鏡検査を受けたが、chosu-manmaに持病があり、特殊な薬を服用しているから鎮静剤は使えない。と、喉の麻酔だけで、ズブズブと管を差されたので、たまらない。20数年前の初めての時よりは、器具の直径が小さくなっただろうが、それでも苦しかった。

つばを飲み込まないで、と言われても反射で飲んでしまう。自分ではその反射を止められないのだ。無意識に飲み込もうとしてしまうから。このときの、おえっ感は半端なかった。涙がこぼれた。

ああ、苦しかった。吐き気もする。

しかし、細胞をサンプリングはしなかったので、悪性のものは見つからなかったようだ。結果は月曜日に聞きに行こう。

続いて翌日の抜歯。覚悟は決めていたが、一昨年下の奥歯を抜いた時、女医さんだったが、一時間以上格闘。男性医師に手伝ってもらい、やっと抜けたと思ったら、折れてしまい、歯茎の中にかけらが残ってしまった。

結局一年後つまり去年、骨髄炎になるきっかけとなったような気がする。

転居後選んだ歯科は小さい、医師もひとりだけの医院だが、今や都市部では、コンビニより歯科医院のほうが多いという時代。彼はオーナーではなく、おそらく支店長なのだろう。非常に、丁寧で優しく治療してくれる。

抜歯も、非常にスムーズだった。麻酔注射は痛かったが、数分であっさりと歯が抜けた。上の方が抜きやすいそうだが、それにしても上手だった。

抜かれた歯は、中が空洞でそこに何度も薬を入れて補強して冠を被せられていたが、エナメル質が溶けて薄い象牙色。よく、今まで頑張ってくれたなあ。

抜いた歯を小さな瓶にしまった。

これからも、一本一本、無くしていくことになるのだろう。歯の悪いchosu-manma。