ポピエ完成

ピエ(仮名)さんから、絵葉書が届いた。40代の息子さんが、心を病んで帰ってきたという。会社を辞めるのか、休暇を取ったのかは書いてなかったが、心配しているとのこと。

chosu-manmaも、その息子さんのことが心配になった。20年近く勤務してきた会社で、ずっと我慢してきたことがあったのではないか。どうか、折り合いをつけて、定年退職まで頑張ってほしい。しかし、心身が相当疲労困憊しているのなら、いっそ転職して、その前にしっかり休養をとってます健康になることだろう。

幸い、ピエと息子と父親、姪たちと花見に行ってリフレッシュできたとも書いてあったが。

 

chosu-manmaはピエをなんとか、励ましたいと思った。ムラムラと情熱が湧き上がった。一日中家にこもっているので、10体くらいさるぼぼを作ったが、ポピエと名付けたアメリカンドールを作ることにした。

 

木綿の布を紅茶で染めたものをボディにして、友人から頂いたオレンジ色のチエックの生地でワンピースを縫った。麻の紐でカンカン帽子を。フェルトで5個夏みかんを作って、麻の紐で編んだ籠に入れた。ポピエのモデルは、ピエちゃんのこどもの頃。お父さんのみかん畑で、手伝っている姿とした。

 

さあ、完成写真を撮影いたから、手紙を添えてピエに送ろう。喜んでくれるかな。もし、こんなもの、要らんと壁にぶつけられたら、どうしよう。などとも思うが、・・・。きっと、驚いてから喜んでくれるはずだ。

 

この湧き上がる情熱(制作意欲)をくれたのは、ピエ。ピエの危機が、chosu-manmaの退屈さを救った。